風雅なムードに身を置く

海外旅行に行って、いろいろな国の文化に触れるのは本当に楽しく、
叶うならば、全ての国に行って、現地の風を感じてみたいと夢を描きます。

その感覚で、海外の人々が「日本」を想った時の、「ここに魅力を感じる!」というお話しは、
自分の住む国なのに、新しい気づきがいっぱいでとても興味深い。

せっかく日本人に生まれたのだから、四季の美しさと共に日本文化をしみじみ感じる時間を楽しみたい。

日本の文化に触れる時、時間がゆっくり流れて贅沢な気持ちになるのは・・なぜでしょう・・・。

雅な和のムードに身を置くとなると、気合いを入れて色々整えなければならない気がしてしまいますが、
最初は非日常なことも、日常にして暮らしを楽しめたら素敵ですね。

となると、手始めに・・・・・

和菓子ですね。
見た目の美しさに季節を感じ、甘い余韻の中で時間がゆっくりと流れるひと時。

和菓子といえば、お抹茶が飲みたい。

茶道と聞くと緊張しますが、お家で気軽にお茶を点てて楽しんでいる素敵な友人に励ましを頂き、
「自分でもできるかもしれない」と一歩踏み出す行動力が芽生えます。

少し背筋を伸ばして「集中する」気持ちよさ。

その横には自分で生けた、季節のお花を飾る。

お茶に生け花。
和の文化は、集中して気持ちを一つにする時、
風の音、鳥の声、葉に落ちる雨粒の合奏・・・一瞬の美しさが沁みます。

喧騒の中で聞き落としてしまいそうな響きが心に届く時、短歌や俳句の本に手が伸びます。

短い文章に季節や想いがつまっていて、作者がどのような気持ちでこれを書いたのかと、その人にも憧れが生まれたり。

「風鈴」の音色と「お香」の煙に癒しを感じながら、
今日の日記の最後に、墨字でこっそり一句。

和の文化に触れるリズムを掴むと、近所の猫たちにも、
「日本猫ってどの猫のことを言うのかな」と、和の趣を探してしまいます。

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情報の多い現代、「侘び寂び」を重んじる、シンプルなことからメッセージを感じとれる力の大切さを思います。

和の世界は奥が深くて、深く知るには、もちろん多くの学びが必要なのだと思いますが、
自分の好きな分野に少し触れるだけでも、「日本人に生まれて良かった!」と幸せを感じられます。

まずは、身近なものから取り入れて、「和」のある暮らしを楽しみたいと思います。

和のフロア

暮らしの中に和がらすを

北海道の美しい四季の景色。

桜舞う麗らかな暖かい春、
風薫る空に花火が浮かぶ夏、
月夜に思いを馳せる爽やかな秋、
凍てつく結晶に魅了される冬。

そんな四季折々の彩りを、毎日の食卓や団欒の時間に添える硝子器。

和のフロア一階では、月を覗くとうさぎや猫が見える「月見グラス」や、底の柄が周りに映り込んだ様子がまるで万華鏡のように見える「万華鏡グラス」など、独創性の高いオリジナル商品が多く並んでいます。

二階は、日本古来の「わび・さび」の世界を硝子で表現した逸品たちが並ぶ、至高のフロア。そのどれもが息を呑むほどの美しさです。

暮らしが華やぐ遊び心あふれる和がらすの数々をお愉しみ下さい。