2020年度の展覧会のご案内です。 ※PDFデータはこちらからご覧頂けます。
都合により期間や内容は変更になる場合がございますので、ご了承下さい。

特別企画展

常設巡回展
会期 : 2020年 2月18日 〜 5月25日


『VENINI展
     − 伝統とモダンデザインの融合 −』


VENINI(ヴェニーニ)工房は1921年にムラノ島に設立され、伝統技術とモダンデザインの融合を目指し、建築やファッション業界など、様々な分野の著名なデザイナーと制作活動を共にしてきました。
工房作品の歴史をご紹介しながら、色彩、技法、デザイナーなど様々な角度から注目して作品をご紹介し、新収蔵作品や世界限定生産作品などの貴重な作品も展示致します。

会期 : 5月26日 〜 9月7日


『ヴィットリオ・コスタンティーニの世界

       − ガラスの宝石 鳥・虫・魚が大集合!


長年に渡り、魚をはじめ昆虫や鳥などを題材とした生き物の制作に情熱を傾け、『神業』とも称される繊細でリアルな表現を極めてきたヴェネツィアのランプワーク作家、ヴィットリオ・コスタンティーニ。世界で活躍するアーティストであるコスタンティーニの作品収蔵数世界一を誇る、当館のコレクションを一堂にご紹介致します。

会期 : 9月8日 〜 12月7日

『レースガラスが彩る日本の四季
    − ジュリアーノ・バラリンが紡ぐ和の世界 −

16世紀に最盛期をむかえた“レースガラス”は、ヴェネツィアの中でもムラノ島のみで制作され、その技法は門外不出の秘法として優れた腕を持つガラス職人が代々受け継いできました。
現代におけるレースガラスの第一人者、ジュリアーノ・バラリンが、数々の課題を克服しガラス技術の全てを注ぎ込んで制作した、世界で当館にしかない貴重な“レースガラスの和食器”を中心にご紹介致します。
会期 : 12月8日 〜 2021年3月8日


『ゴッホ ガラスモザイク絵画展
       − 輝く 美しき無限の色彩 −


当館の企画により、イタリア・ラヴェンナ市のモザイク専門工房が1993年から1995年の3年もの歳月をかけて制作した、世界に類をみないコレクションです。色彩豊かなヴェネツィアガラスの何万個というガラス片が、ゴッホの大胆で力強いタッチを強調し、更なる迫力を与えています。
原画の魅力と伝統的なモザイク技術の素晴らしさ、その融合をお楽しみ頂けます。

会期 : 2021年 3月9日〜


 春の特別展 (内容未定)

季節感を取り入れた特別展を企画、開催致します。

四季のテーブルコ−ディネート>

各展示室では、季節感を演出し、宮殿そのままの家具調度品や、貴族の食卓を再現したヴェネツィアガラスによる豪華なテーブルコーディネートを展示致します。併せて、ヴェネツィアの四季の歳時や行事、旬の話題をご紹介致します。
2018年のリニューアルにより、マルコ・ポーロの時代をイメージした『書斎』、18世紀頃のトイレや浴槽を再現した『バスルーム』など新たな部屋が加わりました。また、各展示室だけでなく館内全体に家具調度品が増え、“貴族の宮殿”の機能性や華やかな生活、当時の様子がより再現され、さらに充実した展示をご覧頂けます。

 

5F 特集<ガラスモザイク絵画展>

ゴッホの絵をモチーフに制作されたガラスモザイク絵画を展示します。すべて当館のオリジナル収蔵品で、イタリア・ラヴェンナ市の専門工房に依頼して制作致しました。
 年4回季節ごとに入れ替えし、全26点を順に展示致します。


※12月8日〜2021年3月8日は、特別展として一堂にご紹介致します。

 

その他の常設展示室におきましても、ヴェネツィアガラスの伝統技法を駆使して制作された作品や、現代ヴェネツィアガラス作家の様々な収蔵作品を、月ごと、あるいは季節ごとのサイクルで巡回展示を行ない、ご紹介致します。


 
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〒047-0027 小樽市堺町5-27 北一ヴェネツィア美術館 までお願い致します。
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